桑名江

江義弘の数少ない作品の中の1つである桑名江という刀があります。

これは、徳川家康の四天王として名高い本多忠勝の子・忠政が、鹿狩りである農家を訪れた時に出会った刀です。
忠政の居城が桑名にあったため、桑名江と呼ばれました。
忠政は本阿弥光徳に鑑定を依頼し、茎の両面に金象嵌銘を入れさせました。
表には「義弘 本阿(花押)」、裏には「本多美濃守所持」とあります。

1665年には、本阿弥11代光温によって「代金子三百枚」(金子三百枚分の価値がある)の折紙が付けられました。
松井江は、細身で直刃ながら地刃に艶がある刀である。熊本藩の細川家筆頭家老・松井興長が所持していました。
後に江戸城に渡り、将軍綱吉の息女・鶴姫が紀州徳川家に輿入れの折りには引き出物となりました。表に「義弘」、裏に「本阿(花押)」の朱銘が施されています。

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